-
夜十分に寝ているはずなのに日中の眠気が強く、仕事や勉強中、何度も居眠りをしてしまう……。
このような慢性的な眠気症状に悩まされたことはありませんか?
睡眠が足りていない時には誰でも起こりうる症状ですが、睡眠障害の1つである「ナルコレプシー」はこのような症状が毎日現れ、3ヶ月以上続く疾患です。
睡眠障害…
-
最近、注目されている不眠症の治療には、睡眠薬に頼らない「認知行動療法(CBT-I:Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)」というのがあるのをご存知でしょうか?
不眠症の認知行動療法とは、不眠症の患者さんにありがちな、不眠を引き起こしたり、悪化させてしまうライフスタイル…
-
布団に入ると、どうしても足の奥が「ムズムズ」「ジンジン」「虫が這っている」ようで、とても不快。
そして、寝たいのに、どうしようもなく足を動かしたい衝動に駆られる。
夜になると、強く感じる足の不快感で、何だか不眠症……
その症状、もしかして「むずむず脚症候群」が原因かもしれません。
「むずむず脚症候群」と…
-
暖かい春の季節になってくると、くしゃみや鼻水、目のかゆみが止まりません。
一度かかってしまうと、なかなか治すのが難しい花粉症の中で代表格とされているのが「スギ花粉症」です。
もはや国民病となったスギ花粉症を改善するべく、国の政策として「花粉を出させない」取組みが進められています。
新聞やテレビで取り上…
-
さて、問題です。
お笑い芸人 サバンナ高橋さん、カンニング竹山さん、Wエンジン チャンカワイさん、タレント西村知美さん、彦摩呂さん、……
この性別も年齢もバラバラな芸能人の皆さんに共通することとは、いったい何でしょう?
その答えとは……
実は、皆さん「睡眠時無呼吸症候群(通称:SAS)」を発症されている…
-
「睡眠リズムの見直しを行う」「カフェインを控える」など、毎日の生活習慣を見直すことで改善されることも多い「不眠症」ですが、不眠症状が重く、長期に及んでしまっているような場合は、睡眠薬による治療が必要になってきます。
不眠は長期化すると、日中の眠気やだるさなど日中の活動に支障をきたし、ヒューマンエラーによる大きな事…
-
目が覚めると、頭が痛かったり、喉が痛かったり、そして、昼間にどうしようもない程の眠気はありませんか?
また、家族やパートナーから「寝ている時、いびきがうるさい」「たまに、呼吸が止まっている」と指摘を受けたことはありませんか?
思い当たる場合には、もしかしたら「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を発症しているかもしれ…
-
現在の日本では、成人の5人に1人が「睡眠」に何かしらのトラブルを抱えており、自分の睡眠に満足している人は多くありません。
「不眠症」と言ってもその原因は一つではなく、病気や薬の副作用によって引き起こされるもの、ストレスや環境、生活習慣によるものまで様々です。
病気や薬が原因の場合は、まず元となる疾患を治すこ…
-
2003年、「睡眠時無呼吸症候群」が注目された出来事がありました。
山陽新幹線の運転手が居眠りをして、列車が緊急停止した事故。
幸い、この事故で乗員乗客には怪我はありませんでしたが、実はこの運転手、重度の「睡眠時無呼吸症候群」を発症していました。
当時、運転手が居眠りしたまま、約8分間も新幹線が時速270…
-
睡眠のトラブルを抱えている人が増加!成人の5人に1人は「寝不足」
私たちは、一生のうちの1/3という多くの時間を「睡眠」に費やしています。
食事や運動と並んで私たちの健康に欠かせない「睡眠」は、日々酷使している身体や脳の疲れをリセットし、生命を維持するために脳が起こしている活動です。
「…
-
私たちが普段、何気なく行っている「歩く」という動作。
意識することはあまりありませんが、実は膝や股などの「関節」が重要な働きをすることでスムーズに行うことが出来ています。
「変形性膝関節症」はその歩行に欠かせない膝関節の軟骨がすり減り、炎症を起こす疾患です。
膝関節の痛みや違和感を引き起こし、進行する…
-
女性が経験する痛みの中で一番痛いとも言われる、出産の痛み。
どのくらい痛いかを様々な質問で数値化した”マギールの疼痛スコア(痛みの尺度)”というものがありますが、初産婦さんが感じる陣痛の痛みは、”「手指の切断」の次に痛い”とされています。
21世紀に入り、出産スタイルが多様化する中で、強烈な痛みを緩和して、…
-
今の日本では、国民の3人に1人は何らかのアレルギーを有しているとする報告があります。
参照:アレルギー疾患の現状等-厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課
中でも、食物アレルギーは乳児期や乳幼児期に発症しやすいとするデータがあります。
参照:第2章疫学-食物アレルギー診療ガイドライン2012ダイジェスト…
-
夫婦にとって、新しく家族が増えるということは、喜ばしいイベントの一つですね。
生まれてきてからの事を想像するだけでワクワク、ニヤニヤが止まらない人も中にはいるでしょう。
また、妊婦さんや将来的に子どもが欲しいと考えている人の中には、出産スタイルが多様化してきている昨今、下半身の痛みだけを緩和しながら出産する”無…
-
フランスやアメリカなどでは出産の6割~8割と、一般的な分娩方法となっている”無痛(和痛)分娩”。
日本でも、フランスで出産された中山美穂さんや千秋さん、オセロ松嶋尚美さんをはじめ、最近出産された釈由美子さん、小倉優子さん、クワバタオハラ小原正子さん、マキシマム ザ ホルモンのナヲさんなど、多くの芸能人の方々が”無…
-
変形性膝関節症はロコモティブシンドローム。放置すると寝たきりのリスクも。
膝関節は身体の中で一番大きな関節であり、「歩く」「立つ」「座る」といった日常生活の活動に大きくかかわっている関節です。
変形性膝関節症は症状が進行すると、安静時でも膝の痛みはなくならず、ヒアルロン酸注射や鎮痛剤を使っても…
-
約3人に1人が65歳以上の高齢者である超高齢社会を迎えている日本。
内閣府「平成28年度版高齢社会白書」によると、高齢者のうち約4分の1が、日常生活に影響があると訴えていることが分かりました。
(出典)65歳以上の高齢者の日常生活に影響のある者率(人口千対)|内閣府 平成28年度版高齢社会白書
高齢者のそ…
-
約3、4人に1人(総人口の約27.3%/2016年9月現在)が、65歳以上の超高齢社会を迎えている日本。
21世紀に入って、ますます元気な高齢者が増えているイメージがありますが、国立長寿医療研究センターの調査によると、約300万人(推定)もの高齢者が”要介護の入口”と位置付けられている「サルコペニア(筋肉減少症)…
-
傷んだ関節を取り除き、人工の股関節を入れる「人工関節置換術」とは。
股関節の骨の変形が進み、薬物や運動などの保存療法や自分の骨で行う関節温存手術等では改善が見込めない時の最終手段として「人工関節置換術(じんこうかんせつちかんじゅつ)」という方法が検討されます。
人工関節置換術は、患者さんご自身…
-
筋肉量が激しく減少して、要介護リスクが高まっている状態である「サルコペニア」。別名「加齢性筋肉減弱症」。
アメリカでは、5大疾病リスクのうちの一つとされ、日本においても、「サルコペニア」に罹っている高齢者が増えています。
2014年に日本人を含んだアジア人向けのサルコペニア判断基準が策定されたことに続いて、現在…