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2016年11月15日更新

子どもが1度は感染するRSウィルス感染症の体験談。39度の高熱、スワブ検査で診断。救急搬送で付き添い入院

RSウィルスは生後1歳までに約半数、2歳までにほぼ全てのお子さんがかかる呼吸器感染症です。保育園との情報共有、セカンドオピニオンの大切さ、付き添い入院の経験など、2人のユーザーさんにお子さんが感染したときの状況や対応をインタビューしました。
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RSウィルス感染症はほぼすべての子どもが2歳までに1度は感染するといわれています。

軽症の場合は風邪と似た症状で収まりますが、生後数か月未満の乳児が初感染した場合は重症化する恐れがある病気です。

また、ワクチンがないため日々の予防が肝心とされています。

今回カルーマガジン編集部では、

Calooユーザーのごにゃんこさん(30代女性)、Calooユーザーのまちゃまちゃさん(30代女性)のお二方にお子さんがRSウィルスに感染したときの対処法やそのときのお気持ちについて詳しい体験談をお伺いしました。

それぞれお子さんがRSウィルス感染症を経験されたごにゃんこさん・まちゃまちゃさんは以前「病院検索口コミCaloo」サイトに「RSウィルス感染症」についての病気体験レポートをお寄せ頂きました。今回と併せ、是非お読み下さい。

家庭、保育園、病院の情報共有が大切。ごにゃんこさんへインタビュー

まず、保育園とのやり取りを経験されたごにゃんこさんへインタビューしました。

ある日娘さんに39.2℃の発熱が。鼻に綿棒を入れる「スワブ検査」でRSウィルス感染症と診断

Q1.お子さんがRSウィルスに感染したときの状況を教えて下さい

保育園に通わせていることもあり、風邪のような症状が出ることは日常茶飯事でした。

ただその時は急激な高熱と、夜中ずっと続くひどい咳や何度も起きて泣き喚くという状態だったので、普通の風邪ではないなと感じました。

看病中は、眠気とひどい症状の板挟みに苦しむ姿を見て、できることなら変わってあげたいという思いで頭を冷やしたり、背中をさすって落ち着かせました。

Q2.RSウィルスの検査や治療の様子を教えて下さい

受診の基準は、症状がひどいときや長引くとき、保育園内で感染症が流行っている時です。

今までウィルスの検査を受けたことはなく、RSウィルス感染症の診断に至ったのは今回が初めてでした。

スワブの検査はすごく簡単で、綿棒の長くてしなりがあるようなものを鼻の奥に突っ込む検査でした。
数秒で終わるものの、子どもにとっては不安や違和感、抵抗があるようで入れると少しむせていました。

ウィルス検査は高熱が出てから半日程度経過していないと正確な結果が出ないようです。

※編集部注:検査で使用される「スワブ」の画像はこちらです。

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出典:BD BBL カルチャースワブ™ プラス-日本BD

処方薬については、以前普通の風邪のときにも処方されたものだったので不安もありませんでした。

また、特に副作用もありませんでした。

※編集部注:このときごにゃんこさんが処方されたのは ムコダインDS50%(鼻詰まりを和らげる)、アスベリン散10%(咳を抑える)、ホクナリンテープ1mg(気管支を広げる)、プランルカストDS10%(気管支喘息の症状改善)だそうです。

回復中は痰が絡みのどの違和感があったようで、熱があるうちは喉を通りやすいゼリーや経口補水液を摂らせました。

食欲が出てからは特に気にせず、子どもの食べたいものを食べさせました。

保育園は熱が下がった翌日まで3日間のお休み。登園の判断については医師と相談を

Q3.保育園は何日ほどお休みしましたか?

受診した小児科の先生に登園の時期についても相談しましたが、風邪と同様の対処で特に休まなければならない期間は決まっていないとのことでした。

先生によると、熱が下がれば登園可能とのことでしたので、念のため熱が下がった翌日までの3日間休ませました。

急性細気管支炎 (RSウイルス感染症など )

登校 ( 園 ) の目安

発熱、咳(せき)などの症状が安定し、全身状態の良い者は登校 ( 園 ) 可能
だが、手洗いを励行する。

(引用)学校において予防すべき感染症の解説-文部科学省
(引用元)

http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/__icsFiles/afieldfile/2013/05/15/1334054_04.pdf

Q4.保育園内やお住いの地域での病気の流行について、どのように情報収集されていますか?

子どもが通う保育園では、感染症対策が徹底されていると思います。医療機関で早めに診断を受け、すぐに保育園に報告するよう日頃から言われています。

今回の件でも、子どもの受診後すぐに保育園に連絡を入れたところ、その日のうちに「RSウィルス感染症の診断を受けたお子さんが1名います」といった掲示が園内にされました。
保育園では他の感染症が発生したときにも同じような掲示がされ、どんどん情報が更新されます。

そのため、今何の病気が流行っているのか保護者でも注意しやすくなっています。

こういった情報発信は、小児科の受診時にも周囲の感染状況を先生に伝えやすいので、とても助かっています。さらに保育園では流行状況と同時に、その感染症の症状や注意点も載せてくださるので、感染予防や勉強に役立てています。

救急車で搬送、大学病院の検査でRSウィルスと判明。当時0歳のお子さんが入院を経験されたまちゃまちゃさんへインタビュー

5年前、生後0歳8ヶ月のお子さんがRSウィルスが原因の肺炎で入院を経験したものの、無事回復し現在は元気に成長されたまちゃまちゃさんへ、当時の入院を経験された心境や、現在のご様子をお伺いします。

症状の改善がみられないときはセカンドオピニオンも有効。お子さんが肺炎寸前となり大病院へ緊急入院、付き添い入院中は無理のない看病を!

Q1-1.なかなか症状の改善が見られないときに取った行動を教えて下さい。

咳と熱が続いたので、たびたび小児科へ行き、薬も毎回もらってきちんと飲ませていました。

それでも熱が一向に下がらず、症状も改善しませんでした。

その時の自分は他の小児科での受診(セカンドオピニオン)は考えもしなかったので、ひたすらいつもの小児科へ通い続けました。

結局、先生から大きな病院(大学病院)でちゃんと診てもらった方がいいと言われ、そのまま救急車で大学病院へ搬送されました。

Q1-2.そのとき取っておけば良かったと思う行動はありますか?

親としてもう少ししっかり子どもの症状をみてあげること。

もし治らないようだったら早めに設備が整った大きい病院で詳しく検査してもらうことが大切だと思いました。

Q2.病院での看病のとき、気を付けることやアドバイスがあれば教えて下さい

入院時うちの子どもは0歳8ヶ月で歩くことも出来なかったので、付き添い入院になりました。
常に一緒にいるので、子どもの様子をすぐ見てあげれるのは良かったと思います。

呼吸を助ける酸素マスクをつけていたのですが、動くとすぐ外れてしまうので、すぐ直してあげることが出来ました。
最初は別々のベッドで寝ていましたが、夜泣きをしたり機嫌が悪いときは同じベッドで一緒に寝てあげることが出来ました。

ですが、付き添いする側としては24時間ずっと病室にいることにだんだん気が滅入ってしまい、入院4日目くらいに主人に交代してもらいました。

付き添い入院は子供の側にいられるメリットもあります。

ですが付き添う方も疲れてしまうことがあるかもしれないので、無理のないよう看病することも大切かと思います。

Q3.お子様の入院というデリケートな環境の中、感じたことや意識されたことがあれば教えて下さい。

うちの子どもが入院したときは、たまたま空いていたのか完全な個室でした。プライバシーも守られているので、付き添い入院の際もそこまで周りを気にせず過ごせました。

ただ、付き添い入院が長引くと親の方も疲れてきてしまいます。たまに部屋の外に出たり気分を変えることも必要と思います。

RSウィルスの再感染もなく、5年経った現在は元気で丈夫な体質に

Q4.お子さんが肺炎一歩手前の状態から回復に至ったときのお気持ちを教えて下さい

入院初めはとにかく熱も高く食欲もなく、見るからにグッタリという感じでした。

それが、日が経つにつれ少しずつ元気も出て食事も食べれるようになったのを見て本当に安心したのと、子どもの回復力のすごさに感心していました。

そして病院の先生が丁寧に看てくださって、感謝の気持ちもありました。

Q5.入院後の経過や体調について教えて下さい

退院して、1回様子見で大学病院へ行きました。ですがすっかり元気になり、その後も同じ病気にかからずむしろ今まで以上に丈夫になったように思います。

それから今(5歳)に至るまで、大きな病気はしていません。どちらかというと風邪になりにくい体質だと感じています。

Q6.入院を経験される前と後で、気持ちや行動の変化があれば教えて下さい

とにかく入院は、子どもも親も大変だった記憶です。
なので、病気がひどくなる前に、対処できることはしっかりしておくことが必要かと思いました。

Q7.5年たった現在、お子さんはお元気にお過ごしでしょうか?スポーツなどの不安な点は?

0歳でRSウィルスにかかってから、特に大きな病気はしていません。中耳炎にはなりやすかったですが、それ以外はひどい症状になることはないです。
3歳からスイミングや体操を始めましたが、特別体力がないというこもなく元気に過ごしています。

Q8.RSウィルスは3歳頃になると免疫を獲得すると言われています。この間、再感染の不安はありましたか?

少し熱が出る風邪はありましたが、再感染の不安はありませんでした。

わが子に辛い思いはさせたくない。お子さんがRSウィルス感染症を経験したお2人からのメッセージ

ごにゃんこさん

家よりも長い時間を保育園にお願いしている以上、そこでの感染はやむを得ないことだと覚悟しています。
集団生活の中で感染予防が難しい中、我が子がお世話になっている保育園では先生方が最大限努力して下さっているのが取組みから伝わってきます。
我が子が他のお子さんから感染症をもらうことはありますが、逆も当然あります。
仕事があるため、子どもの受診や回復期のお休みが十分にできないという事情も、みなさん同じだと思っています。
ですが、我が子が大切だという思い、辛い思いをさせたくないという思いもみなさん同じです。

このような状況の中でこどもたちが過ごしているということを理解して、うまく感染症に対処していく必要があるのかなと思っています。

まちゃまちゃさん

小さいときに肺炎にかかると本人も辛そうだし親としても見ていて心苦しいですが、治療をしっかりすれば治ると思います。

その後も特別風邪になりやすくなったとかはないので、なんとか病気を乗り越えてほしいと思います。
高熱と咳が続いて薬を飲んでもなかなか治らないときは、早めに精密検査をして肺炎のための治療を進めた方が良いかと思います。

≪編集部より≫

ごにゃんこさん、まちゃまちゃさんのインタビューはいかがでしたでしょうか。

ごにゃんこさんが経験されたように、RSウィルス感染症は飛沫感染など集団生活の中で感染が広まりやすい病気です。

保育園に子どもを預けていると、病気をもらってくる不安もあります。

しかし、手洗いなどの予防の徹底や情報共有を図ることで、感染拡大を防ぐことが出来ます。

またまちゃまちゃさんのように、もし症状がなかなか治らないときは、治療法や病院を変えるなどセカンドオピニオンを活用することで、快方へ向かうきっかけになるかもしれません。

小さなお子さんの感染症への対策は、家族とりわけ身近にいる親御さんの協力が必要不可欠です。

情報の共有や予防、迅速な治療を心掛けることで軽症で済むようにしましょう。

RSウィルスの感染が気になる方の参考になればと、お二方にはインタビューを快諾頂きました。

ごにゃんこさん、まちゃまちゃさん、お忙しいところご協力ありがとうございました。

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