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2017年10月23日更新

妊娠中でもインフルエンザの予防接種OK?接種時期・副作用・妊婦&胎児への影響

妊娠中でもインフルエンザ予防接種は感染予防に有効。母子双方で免疫獲得でき、妊婦特有の副作用や流産・先天性異常などお腹の赤ちゃん(胎児)への影響はなし。接種に注意が必要な人、おすすめの接種時期(妊娠週数)や日常で気を付けたいポイントをご紹介します。
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段々と寒くなると、気になり出すのがインフルエンザ

近年は、インフルエンザが流行する前に、「毎年インフルエンザの予防接種を受けている」という人も多いことでしょう。

日本のインフルエンザ予防接種に使われているワクチンは、主に不活化ワクチン*1が使用されているため、ワクチン接種によるインフルエンザ感染の心配はありません。
感染しても重症化を防ぐ」という目的で、ワクチン接種が推奨されています。
*1 不活化ワクチン:病原体から感染する能力を失わせたワクチン。

風邪を引いて、明らかに発熱中であれば、インフルエンザの予防接種は受けられませんよね。

しかし、病気とも違う「妊娠」。

「ワクチンがお腹の赤ちゃんに影響するかもしれないから、妊娠中は打たない方がいいかな。
でも、インフルエンザにもなりたくないし……、どうしよう?」
そう悩んでいる妊婦さんもいることでしょう。

今回は、気になる”妊娠とインフルエンザの予防接種”をテーマに、「そもそも妊婦さんは受けて大丈夫なのか?」「副作用やお腹の赤ちゃんへの影響はないのか?」「感染予防対策」について、まとめました。

1.お腹の赤ちゃん&妊婦さん自身のために-妊娠中のインフルエンザ予防接種の影響・副作用

妊娠すると、「免疫が落ちるから、感染症には気を付けて」という話を聞くことも多いでしょう。

万が一、妊娠中にインフルエンザを感染した場合、重症化して肺炎など併発しやすく、長引きやすい傾向があります。

厚生労働省や日本産科婦人科学会では、妊婦さんがインフルエンザ予防接種を受けることのメリットが、副作用(下痢や嘔吐)よりも大きいとして、積極的な接種を勧めています。

とはいえ、妊婦さんにとって、インフルエンザ予防接種を受けるか?受けないか?の判断材料として、一番気になるのは「インフルエンザワクチンのお腹の赤ちゃんへの影響」についてですよね。

インフルエンザワクチンによる妊婦さんへの効果・副作用

■インフルエンザワクチンの妊婦さんへの効果

インフルエンザの予防接種は「重症化を防ぐ」効果が期待できます。

国立成育医療研究センターの調査・研究では、「不活化インフルエンザワクチンは、妊娠中の免疫力の低下に関係なく、約90%が免疫(抗体)を獲得できることが可能」と報告されています。

その効果は、予防接種をしてから、約2週間後から現れ始め、約5か月間続きます。
接種後、少しずつ免疫は低下していきますが、出産時でも感染防御に十分な免疫力が残っていると考えられています。
ただし、ワクチン接種だけで、100%感染予防・重症化予防することはできませんので、人混みを避ける、うがい手洗いなど基本的な予防対策を行うことは必要です。

また、アメリカ疾病予防管理センター(CDC*1)でも、妊娠中のインフルエンザのワクチン接種を推奨しており、ワクチン接種は、インフルエンザ感染に伴う急性の呼吸器感染リスクを約半減させるとしています。
*1CDC(米国疾病予防管理センター):日本の「国立感染症研究所」のような組織。世界の様々な病気や医療に関する情報を調査・発信している組織です。発表される文書やガイドラインは、グローバルスタンダード(世界基準)にとして、高い影響力を持っています。

(参考)妊娠と薬情報センター:インフルエンザ情報|国立成育医療研究センター
こちらのページでは、不活化インフルエンザワクチンによる予防接種で妊婦さんの免疫獲得について、分かりやすく説明されています。
(参考)Misconceptions about Flu Vaccines| Centers for Disease Control and Prevention
こちらのページでは、インフルエンザワクチンについての誤解として、ワクチンの有効性や副作用についてまとめられています。(英文)

■インフルエンザワクチンの妊婦さんへの副作用

インフルエンザ予防接種を受けたことによる、妊娠中特有の副作用は、現在のところ報告されていません。

一般的なインフルエンザ予防接種の副作用には、以下の症状があります。

①接種した10~20%の人

  • 接種したところが赤くなる
  • 腫れる
  • 痛む

通常2~3日でなくなるので、心配ありません。

②接種した5~10%の人

  • 発熱
  • 頭痛
  • 寒気
  • 倦怠感(だるい)

こちらも、通常2~3日で治まります。

③ごく稀に(100万人のうち、2~3人の割合)

  • アナフィラキシーショック症状(発疹・じんましん・赤み・かゆみ)・呼吸困難等)

アナフィラキシー症状は、接種後すぐ(30分以内)に現れることが多く、現れた場合すぐに医師に連絡しましょう。

他にも重い副作用として、以下の症状が報告されています。
ただし、ワクチン接種が原因だとは、必ずしも明らかになっていません。

  • ギラン・バレー症候群
  • 急性脳症
  • 急性散在性脳脊髄炎
  • けいれん
  • 肝機能障害
  • 喘息発作
  • 血小板減少性紫斑病

(参考)平成28年度インフルエンザQ&A|厚生労働省
こちらのページでは、インフルエンザの予防接種や副作用について、Q&A方式で分かりやすく説明されています。

ワクチンの悪影響なし!インフルエンザワクチンによる胎児への効果・副作用

■インフルエンザワクチンのお腹の赤ちゃんへの効果

お母さんの免疫は、一般的に妊娠16週ごろから胎盤を介してお腹の赤ちゃん(胎児)へ移行します。(母子移行抗体・経胎盤免疫
直線的に増えていき、満期産の頃(妊娠37週~41週)になると、お母さんと同等程度まで増えるとされています。

インフルエンザ予防接種によって、お母さんが獲得したインフルエンザに対する免疫も移行するとされ、お母さん同様に赤ちゃんも出生時には、既に感染防御に十分な免疫を獲得していると考えられています。

また、妊娠後期(妊娠28週以降)に、不活化インフルエンザワクチン接種を受けた妊婦さんから生まれた赤ちゃんは、非接種者から生まれた赤ちゃんに比べ、生後6ヵ月までのインフルエンザ罹患率は63%減少したという海外の報告もあります。

なお、生後6ヵ月未満の赤ちゃんには、インフルエンザの予防接種は認められていないので、妊娠中のインフルエンザ予防接種で、お母さんと赤ちゃん双方が守られるのは、嬉しいですね。

さらに、出生後はお母さんからもらった免疫の力が下がっていきますが、生後4ヵ月頃になると赤ちゃん自前の免疫が増えていき、生後12か月でIgG(免疫グロブリン≒抗体)は、成人の約60%まで上昇することが分かっています。

(参考)健常児におけるウイルス感染症|小児感染免疫 Vol. 22 No. 4 403
こちらのページでは、抗体が含まれる免疫グロブリンの血中濃度について、出生前後の変化のグラフも確認できます。
(参考)Effectiveness of Maternal Influenza Immunization in Mothers and Infants(2008年)|K. Zaman,他
こちらのページでは、バングラデシュで妊娠後期に不活化インフルエンザワクチンを投与したことによる、母子の臨床効果について報告されています。(英文)

■インフルエンザワクチンのお腹の赤ちゃんへの影響(副作用)

ウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」による予防接種は、理論上、お腹の赤ちゃんへワクチンウイルスが移行する可能性があるため禁忌となっています。
しかし、前述した通り、インフルエンザ予防接種(注射)は「不活化ワクチン」として、感染させる力を取り除いたウイルスを使って、ワクチンが作られています。

そのため、アメリカCDCや米国産婦人科学会(ACOG)では、妊娠期間に関係なく、インフルエンザ流行期間に妊娠を予定している女性へのワクチン接種を推奨しています。

国立感染症研究所の調査でも、同様に「お腹の赤ちゃんにインフルエンザワクチンの影響で、流産や先天性異常の発生リスクが高くなったとするデータはない」としており、日本産科婦人科学会では「希望する妊婦には接種可能」と判断しています。
なお、接種時期についての詳細は、後述する「2.妊婦さんはいつ打つ?インフルエンザ予防接種に適切な時期」にて説明しています。

(参考)産婦人科診療ガイドライン産科編 2014|(公社)産科婦人科学会・(公社)産婦人科医会
こちらのガイドラインの73ページに、妊婦・授乳婦へのインフルエンザワクチンに関する影響がまとめられています。

ワクチンは卵から作られている!卵アレルギーの妊婦さんは、避けた方が良い。

前述した通り、妊娠中でもインフルエンザ予防接種は、母子双方にとって有益であるとされています。

しかし、予防接種を避けた方がよい場合もあります。

日常的に鶏卵や鶏卵が原材料に含まれている食品類を避けている(重度の卵アレルギー)妊婦さんは、アナフィラキシーショックの副作用が発生する危険性が高いため、避けた方が良いでしょう。

その理由は、ワクチンの製造方法にあります。
実はインフルエンザワクチンは、卵から作られています

有精卵を約11日間孵化させた”孵化鶏卵”にワクチン製造株を接種し、培養→採取→精製→エーテル処理(感染性を失う・不活化)を行って、ワクチン原液が作られています。

卵アレルギーをお持ちの妊婦さんで、インフルエンザ予防接種を検討されている方は、一度アレルギーの専門医など医師に確認してみると安心ですね。

(参考)新型インフルエンザワクチン(平成21年度感染症危機管理研修会)|国立感染症研究所 感染症情報センター
こちらのページには、インフルエンザワクチンの製造工程が詳しく説明されています。

妊娠中の免疫力が、低下する5つの理由

どうして妊娠中は「免疫力」が低下するのでしょうか?

その理由として、免疫力が落ちる「ライフスタイル」に陥りやすいことが挙げられます。

  1. ホルモンバランスの変化
    →卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)といった女性ホルモンが急激に増加し、出産に向けて体の準備が始まります。
  2. 栄養状態の悪化
    →つわりで食べられるものが変わる、赤ちゃんへの栄養が必要になることで、意外と栄養が偏りがち、不足がちになります。
  3. 睡眠不足
    →ホルモンバランス変化の影響以外にも、お腹の赤ちゃんのリズムに合わせるため、睡眠が浅くなるという説も。
  4. ストレス
    →仕事や日常生活の些細な不安・心配事があると、体の自律神経の働きも乱れていきます。
  5. お腹の赤ちゃんを守るため
    →本来ヒトの体は、外部からの侵入者があれば、「免疫」によって排除されます。
    しかし、妊娠中に限り、父親由来の細胞も持っている胎児(受精卵)でも、異物して排除せず、受け入れています。そのため、一時的に免疫の働きが弱まります。

2.妊婦さんはいつ打つ?インフルエンザ予防接種に適切な時期

産婦人科診療ガイドラインによると、「すべての妊娠期間で予防接種は可能」としています。

実際、2009年の新型インフルエンザ大流行時に107万人の妊婦さんがいましたが、うち60%の妊婦さんがインフルエンザワクチン接種を受け、3%程度が抗インフルエンザ薬の予防投与をしたことで、妊婦さんの新型インフルエンザ感染率は3.5%(日本全体の感染率:12%)と非常に低く抑えることができました。

ただし、インフルエンザ予防接種は義務ではないので、医師から説明を受け、よく検討の上、接種しましょう。

どの妊娠週数でも接種OK。妊婦さんのインフルエンザ予防接種

インフルエンザ予防接種は、あくまで「任意接種」となっています。

「妊娠初期は、流産が怖いから接種したくない……」そう思う妊婦さんもいるかもしれません。

インフルエンザワクチンの添付文書にも「予防接種上の有益性が、危険性を上回ると判断される場合にのみ接種すること」と記載があります。

そのため、不安定な妊娠初期において、念のため予防接種を避けるべきとして、接種を行っていない医療機関もあります。

しかし、そもそも流産の頻度は、全妊娠の15%前後という決して少なくないものです。
流産全体の80%が妊娠初期に発生しており、赤ちゃん自身の染色体の異常が原因である場合がほとんどなのです。

また、前述した通り、日本感染症研究所の調査では、「妊娠初期でも流産や先天性異常の発生リスクが高くなったというデータはない」として、日本をはじめ諸外国でも、妊婦さんの積極的なインフルエンザ予防接種が勧められています。

そういった点も踏まえ、医師による妊婦さんへの説明(母子の状態やインフルエンザの流行状況など総合的な判断)を受けた上で、妊婦さん自身が感染によるリスクや自身の体調などよく考えて、予防接種を受けるようにしましょう。

(参考)妊娠中や授乳中の人へー新型インフルエンザ対策パンフレット|厚生労働省
こちらのパンフレットでは、妊娠中のインフルエンザ対策について、分かりやすくまとめられています。

■妊娠中・授乳中のインフルエンザの感染および治療薬(タミフル・リレンザ・イナビル)服用によるお腹の赤ちゃんへの影響については、次の記事で詳しく説明しています。
妊婦・授乳中にインフルエンザの治療薬(タミフル・リレンザ・イナビル)は飲める?母乳や赤ちゃんへの影響は?

10月~11月中の接種が理想!?妊婦さんのインフルエンザ予防接種

インフルエンザ予防接種後、効果が出る(抗体ができる)までに約2~4週間かかります。
そして、獲得した免疫は約3~4か月間有効とされます。

そのため、インフルエンザの流行シーズンが始まる10月・11月のワクチン接種をオススメします。
インフルエンザの本格的流行が始まると、受診や予防接種を受ける人で病院も混み合ってくるため、それこそ余計な心配が増えてしまうかもしれません。

また、インフルエンザのワクチンには、一般的に防腐剤としてチメロサールが含まれていますが、実はチメロサールフリー(有機水銀なし)のワクチンも製造されています。
日本産科婦人科学会によると、チメロサールが含まれていても、妊婦さんやお腹の赤ちゃんへの安全性は証明されているので、どちらを接種しても問題ないとしています。

さらに、生産効率の観点から、チメロサールフリーのインフルエンザワクチンは、少量しか製造されておらず、一般的な内科などでは取り扱っていない場合も多いのです。

そのため、チメロサールフリーのインフルエンザワクチン接種を希望する場合には、まずはかかりつけの産婦人科医院で早い時期にご相談されるとよいでしょう。

■チメロサールフリーのインフルエンザワクチンの生産動向や妊婦・胎児への影響については、次の記事で詳しく説明しています。
有機水銀を含まないチメロサールフリーのインフルエンザワクチン 2017年生産動向と妊婦・胎児への影響

3.妊婦さんのインフルエンザ予防対策-日常で気を付けたい5つのポイント

インフルエンザの感染対策は、何も難しいことはありません。
インフルエンザ予防接種に加え、基本的な感染症予防対策を行うだけでも、効果的です。

  1. 人混みや不必要な外出を避ける
    人が多ければ、何かしらウイルスが飛散している可能性があります。
    そのため、インフルエンザ流行シーズンは不必要な外出を控えた方が無難です。また、人ごみに行く時は、なんとなく菌をもらわないように「自発的にマスクをする」という妊婦さんもいるかもしれませんが、実はこれ、理にかなっているのです!インフルエンザの感染経路の一つに「飛沫感染」があります。
    飛沫感染とは、感染者のくしゃみ・咳に混じって、空気中に飛散したウイルスを吸い込むことで感染します。
    そのため、「マスク着用」でウイルスを吸い込まないようにすることは、インフルエンザの感染予防に有効なのです。どうしても外出する必要がある場合には、マスクを着用しましょう。
  2. こまめな手洗い・うがい
    もうひとつのインフルエンザの感染経路に「接触感染」があります。
    咳やくしゃみで広がったウイルスが物に付着し、それを触った手で目や口・鼻に触れてしまうことによって、感染してしまいます。
    そのため、手は石鹸をつけてこまめに洗い(指の間や爪の間も)、よくすすいだ上、清潔なタオルやペーパータオルでしっかりとふきましょう。
    アルコール消毒液や消毒ジェルも、水なし環境に便利です。また、外出から帰ってきたら、うがいも忘れずに行いましょう。(例えば、10~15秒×2回)
    水でうがいをするだけでも、ウイルスによる風邪症状の発症率が40%も下がるという研究報告もあります。
  3. 室内は50~60%の湿度に
    空気の乾燥は、インフルエンザの感染場所である気道粘膜の防御機能を低下させます。
    そのため、加湿器などを使って、室内を適度な湿度(50~60%)に保つとよいでしょう。
  4. まめに拭き掃除を
    物体の表面で、ウイルスは8~12時間感染力を保つことができるとされています。
    そのため、ドアノブ・椅子の背もたれ・手すり・テーブル・リモコンなどよく触れる部分は、こまめに拭くとよいでしょう。
  5. よく眠り・栄養バランスよく食べ・体力をつける
    簡単に出来そうでいて、意外と妊娠中は難しいこと。
    しかし、ウイルスへの抵抗力をつけるには、疲労を溜めないことが大切です。
    時には、家族や公共サービスのサポートを借りる、少しでも横になれる時は身体を休めるなど、「頑張りすぎない」ことも、心と体の休息、ひいては免疫力の低下防止に効果的です。
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コメント
  1. るんるん

    もう10年前になりますが、妊娠3ヶ月でしたが、上に小学生と2才の子がいたのでインフルエンザにかかると困るので、産婦人科で予防接種を受けたいと相談したらおすすめしません。と言われた。
    それでもやはり不安だったので、今度はかかりつけの内科で相談したら、アメリカでは普通のことだよ。
    と言われたので、思いきって予防接種を受けました。
    結局主人が仕事先でインフルエンザにかかってしまい、私もうつってしまいましたが、さほどひどくならず、子どもも元気に産まれてきました。
    今でも毎年予防接種は欠かさずに打ってます。

    2017年3月5日 4:55 PM コメントに返信
    • makige.shingo

      るんるん様

      コメントありがとうございました。

      本文にもあるように、妊婦さんはインフルエンザ予防接種を受けることで、重症化を防いで安全な出産へ繋げることが出来ます。

      万が一、医師の診察が不安な場合、るんるん様のように別の医師に相談する(セカンドオピニオン)も大切です。
      Calooマガジンでは、不安に思っていらっしゃる方へ少しの助けになればとの思いで執筆しております。

      健康に気を付けてお過ごしくださいませ。

      2017年3月6日 3:40 PM コメントに返信

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