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2017年1月12日更新

3D/4Dエコー、いつから受ければいい?適切な時期や検査内容、サービスや料金、導入している病院

お腹の赤ちゃんの様子がリアルタイム映像で分かる4Dエコーを導入する病院が増えてきました。妊婦健診や外来で行われ、赤ちゃんの成長を見守ることができます。料金やサービス含め対応は病院ごとに様々。ダウン症など胎児の疾患や病気についても説明します。
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近年、産婦人科ではお馴染みとなってきたエコー検査は、まだお腹の中にいる赤ちゃんの様子が分かる優れた検査装置です。

中でも3D/4Dエコーという胎内の様子が「立体的に」「鮮やかに」見ることが出来る超音波装置を導入している病院が増えてきています。

また、同じ3D/4Dエコーでも病院ごとに妊婦さんへのサービスや料金は異なっているため、病院を選ぶときの一つの基準にすることもできます。

エコー検査に適切な時期や検査から分かることやサービスや料金についてご紹介します。

1. 3D/4Dエコーと2Dエコーの違いや特徴

エコーの仕組み

エコーとは、超音波診断装置による検査技法で、私たちが知覚できる周波数をはるかに上回る高周波の音波を用いて、体の内部の組織を見ることが出来るようにしたものです。

プローブという小型装置から発せられるエコー(超音波)を、体内の組織に反射させて、返ってきたエコーを画像や動画に変換して私たちの目に見えるようにします。

2Dは平面的な写真、3Dは立体的な写真、4Dは立体的な映像

2Dエコーでは赤ちゃんの様子が平面的に描写されます。

3D/4Dエコーでは、お腹の赤ちゃんを立体的に映し出すことが出来るようになりました。

4Dエコーでは3Dエコーの立体感に時間の概念が加わり、赤ちゃんの動いている様子がリアルタイムで映し出すことが出来るようになりました。最新の3D/4Dエコー機器の場合、赤ちゃんの姿勢や羊水などの関係から影となって見えにくい部分まで観察することが出来ます。

3D/4Dエコーで分かる仕草や表情、赤ちゃんの成長

3D/4Dエコーを利用することで、お腹の赤ちゃんの細かい仕草も見て楽しむことが出来るようになりました。

あくびや指しゃぶり、瞬きなどの動きも、立体的かつ鮮やかに映し出されます。

また妊娠中期になると、赤ちゃんの顔もよくみえるようになるため、表情の変化(笑っている様子、眠っている様子など)も分かるようになります。

さらに4Dエコーでは映像で映し出されるため、赤ちゃんの動く様子や表情の変化が一目で分かります。

ですが、赤ちゃんの姿勢や胎盤の位置、羊水の量などで見えづらいこともあります。

3D/4Dエコーでは赤ちゃんの性別が分かることも

撮影された赤ちゃんを眺めていると、赤ちゃんの性別が分かることもあります。

赤ちゃんの性別は、3D/4Dエコーではお母さんでも見分けることが出来ます。

妊娠24、25週あたりから、赤ちゃんの体重も1,000g近くになり、顔のつくりや体つきもはっきりしてきます。

もちろん赤ちゃんの身体の向きによっては、24週より早い段階で判別出来ることもありますし、24週を過ぎても出来ないこともありますが、心配する必要はありません。

「早く教えてくれたんだ」と喜んだり、「次は教えてくれるかな」とワクワクしながら待ちましょう。

ただ、性別の確認よりも、エコー検査の一番大事な目的はお腹の赤ちゃんの成長の様子を確認することです。

エコーを受けたとき、性別について知りたくなったら、担当してくれた方に尋ねてみるのもいいかもしれません。

性別を見分けるポイントは足の間

エコーでお腹の赤ちゃんの性別を見分けるポイントは足の間にあります。

男の子の場合、足の間に黒豆くらいの小さな影が見つかります。また、お腹の辺りに黒い丸が一つ映ります。これが膀胱になっていきます。

女の子の場合、足の間に小さな影は見つかりません。また、お腹の辺りに黒い丸が二つ映ります。これが膀胱と子宮になっていきます。

これらの判別は、2Dエコーよりも3D/4Dエコーの方が私たちにとって分かりやすくなっています。

性別を知るのは産まれるまで待っておく?

出産を待ち望んでいるお母さんやご家族の中には、赤ちゃんの性別は産まれるまでの楽しみにしておきたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その場合、産婦人科医やエコー検査を担当している方へ、前もって性別は知らせないよう伝えておくのが賢明でしょう。

また、3D/4Dエコーを利用していると、医師でない人の目から見ても性別が分かってしまう場合があります。

性別を楽しみにしておきたい方は、産婦人科医と話し合いながら上手に3D/4Dエコーを利用しましょう。

2. 3D/4Dエコーを利用した方が良いのは15~30週

3D/4Dエコーでお腹の赤ちゃんがキレイに映る時期は、個人差がありますが、おおむね15週~30週とされています。

妊娠15週~20週前半

赤ちゃんは痩せていますが、頭から足まで全身が映るので、わかりやすく可愛いです。

妊娠25週~30週頃

一般的に赤ちゃんのお顔もよく見えるため、3D/4D胎児エコーを受ける時期として最適な週数です。

引用元:赤ちゃんの表情までくっきり 最新の3D/4Dエコー・超音波検査-広尾レディース

4Dエコーの場合、運が良ければ、赤ちゃんがあくびやまばたきする様子をリアルタイムで眺めることが出来ます。

ただ、胎児の向きやお母さんの体型、羊水の量では上手く映らないことがあることを心にとめておいた方が良いかもしれません。

赤ちゃんをキレイに映すために、検査のときトイレを我慢してもらう病院もあるようです。

参照:エコー・超音波(3D・4D)-身原病院

また、妊娠30週を越えると、羊水の量に対して赤ちゃんが大きくなりすぎてしまうため、上手く映し出すことが出来なくなるようです。

3D/4Dエコーを実施する病院ごとに、検査対象の妊婦さんの妊娠週数は異なります。事前に確認しましょう。

病院で見ることが出来る実際のエコー画像の例

妊娠11週目あたり

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3D/4Dエコーで撮影された画像

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2Dエコーで撮影された画像

頭や腕などははっきりしてきましたが、まだ顔や指など細かい部分は分かりません。

ですが、3D/4Dエコーなら2Dエコーに比べて私たちにも赤ちゃんの様子が分かるようになっています。

妊娠17週目あたり

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3D/4Dエコーで撮影された画像

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2Dエコーで撮影された画像

輪郭や耳の形がはっきり映るようになってきました。

また、運良く足の間を撮影することが出来たため、17週目の段階でお腹の赤ちゃんの性別が分かることが出来ます。

妊娠35週目あたり

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2Dエコーで撮影された画像

※3D/4Dエコーでは鮮明な画像が撮影できなかったため省略

この頃になると、赤ちゃんが大きくなっているので、画面に顔や体の一部分しか映らないことも増えてきます。

4Dエコー撮影は妊娠後期になると上手く撮れない場合も多く、病院からデータをもらえないこともあります。ただ上手くいけば赤ちゃんの表情を間近に見ることが出来るかもしれません。

3. 3D/4Dエコー検査では赤ちゃんの成長具合や異常を観察。ダウン症の確定診断には別の検査が必要。

お腹の中の赤ちゃんを検査するとき、通常は2Dエコー装置が用いられますが、病院によっては妊婦健診や胎児スクリーニング検査のときに3D/4Dエコー装置が用いられる場合があります。

産婦人科医が赤ちゃんの発育の状態や異常の有無を検査するときに、一緒にお母さんが映像を見ることが出来る病院があります。赤ちゃんの成長を見守るだけでなく、妊婦さんにとって必要な検査の中でエコーが実施されます。

検査のときは、お母さんはお腹の赤ちゃんについて先生への質問やアドバイスを受けることが出来ます。

検査では、身体や臓器の形をチェックして形成異常や先天性疾患を確認しますが、超音波検査だけで胎児の病気を必ず発見できる訳ではありません。

胎児の体の向きやお母さんの体型や羊水の量などで左右されることも多く、判別が難しい場合もあるため、超音波検査だけで病気や障がいは確定しません。

ダウン症の診断は困難。気になる人は別の出生前診断を

ダウン症は出生前診断で判別可能な病気ですが、3Dや4Dに限らず、全てのエコーを用いた検査では、あくまで「ダウン症かもしれない」というわずかな特徴を見つけていくことになります。

胎児スクリーニング検査を実施している病院では、より詳細にダウン症などの先天性疾患の有無を見分ける診断を受けることが出来ます。

ダウン症は、先天性の染色体異常による遺伝子疾患の一つです。

出生前診断で胎児の障がいを前もって知ることで、その後の対応に時間的・精神的余裕をもって取り組むことが出来るようになります。

ダウン症を見分ける外見的な特徴はいくつかあります。

  • 首の後ろに浮腫(むくみ)があり、大きく腫れあがっている
  • 手足が短い
  • 耳の形が異常(位置が低い、小さい、折れている)
  • 鼻の骨や背骨がきちんと形成されていない

これらの要素をエコーを用いて医師は判別します。

お母さんにとって、「3D/4Dエコーの方が赤ちゃんの特徴が分かりやすく見ることが出来る」というだけであって、医師の目線から見れば2Dエコーでも3D/4Dエコーでも判別の仕方は変わりません。

もし見つかったとしても、ダウン症とは別の先天性の疾患である可能性も考えられます。

ですので、超音波検査は先天性疾患を見つける出生前診断では、あくまで補助的、導入的な役割を担っています。

もし胎児がダウン症であると疑われる場合、かかりつけ医に相談して別の出生前診断検査(羊水検査、NIPTなど)の手続きを進めることが出来ます。

かかりつけ医やパートナー・夫婦と話し合いながら、慎重に考えてください。

3D/4Dエコー検査の目的・内容は病院によって異なるので事前に確認を!

病院やクリニックによっては、3D/4Dエコーの注意事項として、「あくまでも赤ちゃんの様子を立体的にコンピューターが作った画像で楽しむものであり、胎児の異常をみるために行ってはおりません。」と載せているケースもあるので、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

4. 病院によって3D/4Dエコーの料金やサービスは様々

多くの産婦人科で導入が進んでいる3D/4Dエコーですが、料金やサービスはバラバラです。

3D/4Dエコーの料金について

自分が通っている産婦人科で行うのか、別の病院が実施しているエコー外来を受診するかによって料金は異なります。

通常、外来の方が3,000円~5,000円程度高くなります。

また、妊婦健診のときに3D/4Dエコーを受診する場合でも、妊婦健診料金に含まれている病院もあれば、エコー代として料金を別に払わなければいけない病院もあります。

料金の相場はバラバラで、1,000円程度で受診できる病院から8,000円以上かかる病院もあります。

妊婦健診の3D/4Dエコー料金は自費のところも

3D/4Dエコー検査の料金は自費で払わなければならない場合があります。

自治体や病院によって対応は様々ですが、尿検査や体重測定と異なり、エコー検査には「妊婦健康診査受診票(補助券)」が適用できません。

また、病院によってはカードでの支払いが出来ない場合があります。

事前に病院に確認のうえ、受診するようにしましょう。

自治体によっては、「妊婦超音波検査受診票」が妊婦健康診査受診票とは別に発行されるようです。

母子健康手帳と同時に交付されますので、お持ちの場合は活用しましょう。

参照:妊娠中の方へ(妊婦健康診査)-東京都北区

3D/4Dエコーの画像データや動画データの持ち帰りについて

画像データや動画データがあれば、来院されなかったご家族も赤ちゃんの姿を見ることが出来ますし、記念として残して置くことが出来ます。

3D/4Dエコーのデータの持ち帰り方法も病院によって様々です。

家族も立ち会って一緒に見ることが出来たり、自前のカメラで3D/4Dエコーの画像や映像を撮影できる病院もあります。

さらに最近では撮影した3D/4Dエコーの画像や動画を録画できるエコー装置が増えてきています。

以前は写真やビデオテープでしたが、DVDディスクやブルーレイディスクに録画したり、SDカードやUSBメモリーに保存できる病院もあります。

ただ、病院によっては専用の製品を購入しなければならず、別途費用がかかることもあります。ホームページや医師にあらかじめ確認しましょう。

また、インターネットサービスに登録すればパソコンやスマートフォン、タブレットなどから3D/4Dエコーの画像や映像を見ることが出来るサービスを導入している病院もあります。

参照:AngelMemoryって?-エコー動画配信サービスAngel Memory

参照:エコーダイアリー-たかばたけウィメンズクリニック

5. 3D/4Dエコーを取り扱っている病院

2016年12月現在、全国1,000院近い病院が3D/4Dエコー装置を導入しています。来院の際は病院へ事前に確認をお願いします。

病院口コミ検索サイト「Caloo」では、全国の3D/4Dエコーを導入している病院の料金や持ち帰りできるデータについて簡単なコメントを記述しています。

皆さまの病院選びの参考になれば幸いです。

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