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江戸時代に、麻疹(はしか)をモチーフにした擬人化物語がありました。それは「麻疹賀散退記」。まるで現代のライトノベルのようなストーリーですが、麻疹の怖さや対策を、町民に面白く分かりやすく伝わるような工夫がちりばめられています。
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伝染性紅斑、りんご病、第5病などの言い方がある病気ですが、潜伏期間の長さが少々厄介です。麻疹(はしか)に比べて軽い感染症ですが、妊婦さんは風疹並みに感染に気を付けた方が良いでしょう。ワクチンもないため、一度感染したら安静第一です。
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川崎病は1967年日本人医師によって発見された原因不明の病気です。感染症の麻疹(はしか)と似ている症状がいくつか見られます。発熱や発疹もタイミングや形大きさに違いがあります。迅速に診察を受けることと、正確に治療を受けることが何より大切です。
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夏に感染が多い手足口病は、発熱や発疹などいくつか麻疹(はしか)と共通する症状が見られます。しかし、細かく観察すると発症のタイミングや発疹の形など、私達でも判断できる症状の違いがいくつもあります。まずは予防、その次に落ち着いた観察が大切です。
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はしかと間違えやすいシリーズ第一弾は、三日はしかと言われる風疹です。実は風疹は発熱や発疹などの症状が少し似ているだけで全く異なる病気です。全体的に症状がはしかに比べて軽いですが、妊婦さんは先天性風疹症候群のリスクがあるため要注意です。
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はしかの感染はどのように全国ニュースに報じられているのか、そこには医療機関や保健所、国などの密接な連携があるからです。はしかの感染が疑われる場合、医療機関で感染日時や場所。行動歴を聞かれますので、自身の行動は覚えておくようにしましょう。
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Measlesは麻疹(はしか)を指す英単語です。絶対複数という必ず複数形になる珍しい単語なので覚えて損はありません。風疹はrubellaといいます。しかし、日本でも「三日はしか」と呼ばれたように、ドイツはしかという別名も残っている病気です。
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基本再生産数という指標で、麻疹(はしか)やインフルエンザなどの感染症の強さを表すことが出来ます。感染者一人あたり何人の二次感染者を発生させるのか分かれば、対処や予防策にも違いが。実際の感染者以外の数値から分かる感染症の恐ろしさです。
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感染が確認されたと言われても、その経路は病気可能性をもった微生物の特徴により多種多様です。麻疹(はしか)ならば空気感染、インフルエンザならば飛沫感染と、感染の仕組みを理解することで、予防方法や感染範囲が見えてきます。
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幕張メッセでのジャスティンビーバーのコンサートや、関西空港での麻疹(はしか)の感染。今後も感染者が増える恐れがあります。はしかウィルスに感染しないために、そして無意識な運び屋にならないために一人一人の予防接種の徹底が大事ではないでしょうか。
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妊婦さんが麻疹(はしか)に感染した場合の胎児への影響は?風疹に感染した場合との違いや、妊婦さんが気を付けることなどをとあるテレビ番組の1コーナー風に取り上げています。悪ふざけでは決してありません。
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一人暮らしのときに不安になるのが、健康や病気の問題。もしも麻疹(はしか)などの感染症になってしまったら、恋人や友達も頼り辛くなってしまいます。まずは自分で備えをしておいて、はしかになっても不安な気持ちを抑えて、落ち着いた行動が大切です。
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麻疹(はしか)の歴史は大変古く、日本では確認できる流行は平安時代にまで遡ります。江戸時代では市民に啓発するために浮世絵を使ったキャンペーンも行われました。その手法ははしかの擬人化。現在にも繋がる感性と、現在とは異なる世相が表れています。