りんご病(伝染性紅斑)

りんご病は、正式には「伝染性紅斑」と呼ばれる。5~9歳頃の就学前後の子どもを中心に頬や手足に発疹が出る。ヒトパルボウイルスB19が原因のウイルス感染症。1~2週間潜伏期間があり、特徴的な頬の発疹症状の約1週間前の時期が一番感染力が強い。前駆症状として、軽い風邪症状(微熱・鼻水など)が現れることもある。発疹が出る頃には、感染力はほぼなくなっており、特に治療は必要なく自然回復を目指す。学校保健法による出席停止の対象外。大人の感染は頭痛や関節炎が強く出ることもあり、特に妊娠中の感染は、胎児水腫など影響が出ることがるので注意が必要。

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