急性出血性結膜炎

目の強い痛みや激しい結膜の出血(結膜下出血)が特徴の結膜炎。アポロの月面着陸の年に突然、流行したことからアポロ病と呼ばれることもあります。エンテロウイルス70型とコクサッキーウイルスA24変異株という2つのウイルスが結膜に感染することで発症します。通常1週間程度で症状は治まりますが、まれに罹患後6〜12ヶ月経ってから、四肢に運動麻痺が現れることがあります(原因菌がエンテロウイルス70型の場合)。接触感染するため、予防にはこまめな手洗いが重要。学校保健法で第三種に指定されているため、医師より感染の恐れなしと診断されるまでは「出席停止」措置がとられます。

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