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いつの間にかできていた顔や体のできものはもしかしたら「粉瘤」かも!痛みがないからと放置すると徐々に大きくなり、ある日突然、炎症を起こすこともあります。粉瘤の原因や症状、治療法や手術のタイミングなどについてまとめました。【記事監修】渋谷駅前おおしま皮膚科 院長 大島 昇 先生7,778views Calooマガジン編集部
顔や体にできる良性腫瘍の一つで「アテローマ」とも言われる。皮膚の下ににできた袋状の構造物(嚢腫:のうしゅ)の中に垢や脂などの老廃物が溜まったもの。原因ははっきり解明されてしていないが、多くはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものと考えられており、外傷がきっかけで発症するケースもある。粉瘤が悪性になる事は稀だが、放置しているとだんだんと大きくなり、ある日突然痛みや腫れが出ることもある。炎症を起こしている時は、抗生物質で腫れや痛みを抑える治療を行うが、根治治療のためには外科手術で粉瘤の袋ごと取り除く必要がある。