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2017年7月5日更新

フォトフェイシャルでたるみ毛穴を改善!おすすめ美容皮膚科5選

IPLという幅広い光を使った治療「フォトフェイシャル」で毛穴の開きやたるみを解決しませんか?フォトフェイシャルを得意とする美容皮膚科5院のおすすめポイントや費用などをご紹介します。
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毛穴が目立たずキメの細かいお肌は、いくつになっても女性の憧れ。

メイク上手になるよりも、やっぱりすっぴんがきれいなのが一番うれしいですよね!

顔の毛穴は、皮脂調節や体温調節などの大切な働きをしている反面、さまざまなトラブルを起こしやすい場所。

なかでも40代以降の女性に多いのが、本来丸いはずの毛穴がたるんで楕円形に変形してしまう「たるみ毛穴」です。

これまで治療は難しいと思われていた「たるみ毛穴」ですが、現在は美容皮膚科で治療が可能に!

今回はたるみ毛穴の改善に効果のある「フォトフェイシャル」  についてご紹介します。

【種類別】毛穴トラブルの原因は?

私たちを悩ませる毛穴トラブルは一つではありません。

まずはどんなトラブルがあるのか、それぞれの原因や症状を見ていきましょう。

①毛穴の開き・詰まり

 Tゾーンなどの皮脂が過剰に分泌され、鼻の頭や小鼻の脇などの毛穴が詰まって開いたままになった状態。

比較的、皮脂分泌の活発な若い人に多いトラブルです。

角栓(コメド)によって、毛穴の形自体が変形することはありませんが、詰まっている角栓を取り除いても、開いてしまった毛穴は閉じません。

毛穴の開きの改善のためには皮脂コントロールが大切ですが、皮脂を落とそうとして何度も洗顔するのは逆効果。

皮脂を取りすぎると、肌が乾燥してしまい、それを改善するために毛穴はますます皮脂を分泌する、という悪循環に陥ってしまいます。

②毛穴の黒ずみ

 毛穴に詰まった皮脂が、紫外線を浴びることで酸化し、黒くなってしまった状態。

毛穴の開きと同じ、過剰な皮脂が原因で、鼻の頭、小鼻の脇などに見られることが多いトラブルです。

また、肌への刺激が原因となって毛穴自体が色素沈着を起こしているケースもあります。

過剰な皮脂分泌の他にも、肌のターンオーバー(代謝)が上手くいかないことで起こることもあります。

③毛穴のたるみ

 加齢により、肌のハリがなくなってたるみ、毛穴も一緒に引っ張られて変形してしまった状態。

早い人では30代から始まることもあり、小鼻の脇から頬にかけて多く見られる症状です。

たるみ毛穴の原因は、皮膚の深いところにある真皮内のコラーゲンの減少。

加齢以外に  、「表情筋の衰え」「紫外線」「乾燥」なども肌のたるみを引き起こすことも。

若い時から毛穴の開きがあった人はもちろん、これまで毛穴の目立たなかった人でも症状が出ることがあります。

そのため「たるみ毛穴」の治療は、毛穴だけピンポイントに行うのではなく、たるんだ皮膚そのものをケアする治療が必要になります。

「毛穴のたるみ」の治療にフォトフェイシャルがおすすめな理由

 ここまででも分かるように、「毛穴のたるみ」の原因は、皮脂が原因の開きや黒ずみと違い  、「肌の老化」です。

そのため、まず、弾力がなくなった皮膚を元気にしてあげることが先決!

放置しておくと、たるんだ毛穴同士がくっついて線のようなシワになる「帯状毛穴」になってしまうこともあります。

毛穴のたるみは症状が出始めたらなるべく早く治療をすることが必要です。

フォトフェイシャルとは?

 フォトフェイシャルとは、何色もの光の集まりであるIPL  (Intense Pulsed Light)という光を使った治療のこと。

メイクを落とした後、顔に光を透過するジェルを付けて、ターゲットに対し、設定した光を照射します。

IPL光治療器にはいくつもの種類がありますが、その中でもアメリカの医療器メーカー「ルミナス社」のマシンを使った治療だけを「フォトフェイシャル」と言います。

IPL治療器のパイオニアであるルミナス社は高い技術力を持ち、日本国内での実績もトップクラス!

照射の設定を細かく調節することで、患者さんの肌の状態に合わせてカスタマイズできるのが大きな特徴です。

加齢によって起きる幅広い肌トラブルの改善が期待できる、代表的なアンチエイジング治療の一つです。

IPL波長

フォトフェイシャルが毛穴のたるみに効く理由

 単一波長のレーザーとは違い、IPLの光の幅は500~1200nm(※)  と広いのが特徴。

数字の小さいものは肌の表面付近に作用し、数字が大きいものほど肌の深いところに届くようになっています。

波長の短い光は、表皮近くのメラニン色素に反応するため、シミやそばかすの改善に役立ちます。

一方、波長の長い光は表皮を通り抜け、真皮層の深いところに到達。

真皮内の細胞を刺激することで、コラーゲンが多く作られるようになります。

その結果、内側から肌が元気になり、弾力やハリが出てたるみが解消するため、伸びてしまっていた毛穴も目立たなくすることができます。

(※)nmナノメートル。 1mの10億分の1を表す単位。

フォトフェイシャル

(図)フォトフェイシャルの波長の種類 ※m22の場合 

ダウンタイムはなし 当日からメイクOK

 毛穴のたるみ改善効果の高いフォトフェイシャルですが、肌への負担がほとんどないのも嬉しいところ!

施術後の肌が回復するのに時間がかからない「ノーダウンタイム」というのがフォトフェイシャルの大きな特徴。

照射する光を細かく設定することで、周囲の皮膚には影響を与えることなく、悩みの場所にだけピンポイントに作用させることができるためです。

施術した当日から、メイクや洗顔、入浴などには制限がなく、基本的にいつも通りの生活を送ることができます。

フォトフェイシャルの種類

 フォトフェイシャルには以下のような種類があります。

導入している機種はそれぞれのクリニックによって違い、効果も異なります。

①フォトフェイシャル(ナチュライト)

3種類の光を使う、フォトフェイシャルの初代モデル。

フォトフェイシャルのスタンダードとして使用しているクリニックも多い。

但し、後継機種の登場により、現在では販売中止。

②フォトフェイシャルファースト

ナチュライトの後継機種であり、日本人の肌にもより高い効果が得られるようになっています。

使用する光は3種類から7種類に大幅に増加し、施術時の痛みも軽減できるように改良されています。

細かい設定が可能になったため、従来では治療できなかった血管拡張や肝斑などさらに広い肌トラブルに対応可能になりました。

③フォトフェイシャル「m22」

2015年に新しく登場したフォトフェイシャルの最新機器。

使用する光は6色あり、さらにニキビや血管の治療用の光を調節するフィルタも採用しています。

また、さらにより肌の深いところにまで届くレーザーも搭載しており、これらを使い分けることで、よりオーダーメイドな治療が可能。

但し、新しい機種であるため、導入しているクリニックはまだ多くありません。

通院回数、間隔、照射時間、料金相場について

 フォトフェイシャルはフォトフェイシャル協会という機関で認定された医療機関でしか行えない治療。

エステなどにも「フォト○○」「○○フェイシャル」など……、似たような名前の施術もありますが、その効果は全くの別物です!

施術前には、サイトなどで内容をチェックし、受診時にもフォトフェイシャルの認可マークがあるかを確認するようにしましょう。

通院回数や間隔、照射時間

 フォトフェイシャルの施術は、顔全体でも1回15~20分程度で終了します。

これを、肌のターンオーバーに合わせ、3週間~1ヶ月に1回の間隔で、5回程度繰り返します。

その効果は1回目から感じられることもありますが、継続することで効果がアップ。

実際、3回目の施術になると患者さんの7割が、そして5回目になると9割がその効果を実感しているというデータもあります。

さらに、アメリカの大学の研究では、施術を受けた83%の人が、4年後も効果が続いているという調査結果を発表しています。

永久的な効果ではないにしろ、施術の効果が何年も続くというのはとても嬉しいですよね!

(※アメリカメリーランド州、ジョン・ホプキンス医科大学皮膚科助教授ロバート.A.ワイスらの研究)

フォトフェイシャルの料金相場は?

 治療とは言っても、健康保険の適用にならないフォトフェイシャルの料金は、それぞれのクリニックが設定。

一般的なクリニックの相場は、一回3万円程度のところが多いようですが中には5~6万と高額なところも。

クリニックによっては、イオン導入やピーリングなどを含むコース料金の場合もあるので、クリニックを決める際には内容を詳しく比較してみることが大切です。

反対に、極端に料金が安いクリニックの中には、医師ではなく、看護師が施術を行うところもあるようです。

フォトフェイシャルは肌の状態に合わせて、波長や出力、照射時間などの細かい設定が必要な治療のため、施術は専門家である医師が行うのが安心です。

医師が施術を行うかどうかもカウンセリング時に確認をとるようにしましょう。

痛みや副作用は?

 肌への負担が少ないフォトフェイシャルは、施術時の痛みもそれほど強くありません。

個人差もありますが、「輪ゴムをはじくような」パチンという痛みを感じる程度。

カメラのフラッシュのような光が怖いと感じる人もいるようですが、アイカバーをすることで軽減することができます。

また、医師が毎回、施術前には肌の状態をチェックし、設定を調整しながら行うため、副作用も重篤なものはほとんどありません。

特に肌が敏感な人は赤みや腫れ、ほてりなどを感じることもありますが、施術後のクールダウンで気にならなくなることがほとんどです。

フォトフェイシャルの治療前・治療後の注意点

 IPLの光はメラニン色素に反応します。

そのため、強い日焼けをした直後に施術を受けると、火傷色素沈着を起こすことも。

施術を考えている時は、少なくとも1か月前からは日焼けをしないように気を付け、日焼け止めなどで防止するようにしましょう。

また、施術後のお肌は刺激を受けてとってもデリケートなので、しっかり保湿することが大切。

施術後1ヶ月程度はアウトドアなどで長時間日差しを浴び続けることは避けましょう。

クリニックによっては、さらに効果を高めるため、外用薬や内服薬が処方されることがあります。

飲み忘れたり、塗り忘れたりすることがないように気を付けましょう。

フォトフェイシャルを行っているおすすめクリニック5選

 「アンチエイジング治療」を行う美容皮膚科は、最近増えてきたとは言え、まだまだ少数派。

「芸能人やセレブでもないのに、毛穴の悩みくらいで病院に行ってもいいのかな……?」と受診を迷う方も多いのでは?

けれど、実際は、特別な方ばかりではなく、OLの方から主婦の方までたくさんの人が毛穴の悩みで施術を受けています。

今回は、数あるクリニックのなかでもフォトフェイシャルや毛穴治療に定評のある5つのクリニックをご紹介。

「医療機関で行う最先端のスキンケア」と言われるフォトフェイシャルで、凸凹のない滑らかなお肌を手に入れましょう!

銀座ケイスキンクリニック(東京都)

<おすすめポイントはココ!>

・6つの光を使い分ける、最新機種m22で患者さんに合わせたオーダーメイドの施術を受けられる。

・施術前のケミカルピーリングで、角質や毛穴の詰まりを除去するから、フォトフェイシャルの効果を最大限に活かせる。

・カウンセリング、ピーリング、照射まで担当医師が丁寧に行う。

<気になる費用はどれくらい?>

顔全体1回35,000円。(初回トライアル25,000円)

南青山スキンケアクリニック(東京都)

<おすすめポイントはココ!>

・保険診療も行っているため、無理な勧誘などがなく安心。

・患者さんに合わせたオーダーメイド治療で、施術後のアフターケアも丁寧。

・さらに効果を高めるイオン導入などの併用も可能。併用割引あり。

<気になる費用はどれくらい?>

顔全体1回30,000円。(キャンペーン料金10,000円)

アオハルクリニック(東京都)

<おすすめポイントはココ!>

・毛穴のトラブルを専門に診る「毛穴外来」では原因別の正しい治療やケアを実施。

・フォトフェイシャルは最新機器「m22」を導入。

・顔全体を2周照射するなど丁寧な施術。

<気になる費用はどれくらい?>

顔全体1回34,000円。(初回トライアル17,000円)

秋葉原スキンクリニック(東京都)

<おすすめポイントはココ!>

・7種の光を使い分けてよりオーダーメイドな治療ができる「フォトフェイシャルファースト」を導入。

・女性皮膚科専門医による施術を受けられる。

・土日祝も開院していて、施術を受けやすい。

<気になる費用はどれくらい?>

顔全体1回35,000円。(初回トライアル17,500円)

ヒルズ美容クリニック(神奈川県)

<おすすめポイントはココ!>

・院長先生は講演や論文の発表なども行っているなど、フォトフェイシャルの治療実績が豊富。

・フォトフェイシャル最新機器「m22」を導入。

・顔全体、顔半分、2/3などの実施も可能。

・1回からの施術もOK。自分に合ったペースでの治療が可能。

<気になる費用はどれくらい?>

顔全体1回54,000円。(初回トライアル設定なし)

※金額や施術内容は2017年6月にクリニックの公式ホームページに記載されていたものです。実際の内容については、直接、クリニックにご確認下さい。

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