妊娠中は、痛みやつわりなどちょっとした自分の体調変化でも、姿が見えない分「赤ちゃんは大丈夫かな?」と心配になってしまいますよね。
妊婦検診で、お腹の赤ちゃんに会える・様子が分かる「エコー検査」を楽しみにしているという妊婦さんも多いことでしょう。
エコー検査でも従来からあるエコー(2D)に加え、近年は「3D/4Dエコー」と呼ばれる、胎内の様子が「立体的に」「鮮やかに」見られる超音波装置も導入している病院が増えています。
今回は、2Dエコー・3D/4Dエコーの違い(サンプル画像あり)や特徴、3D/4Dエコーで赤ちゃんが見やすい時期、気になる性別やダウン症を含む疾患の確認など、3D/4Dエコー検査にスポットを当て、ご紹介します。
また、3D/4Dエコーの費用相場や3D/4Dエコーを取り扱っている病院についても、併せてご紹介します。
1.平面図?立体図?妊婦検診2D・3D・4Dエコーの違い・特徴
1965年母子保護法の制定を発端として、周産期管理の徹底を図るため、超音波検査による胎児診断が始まりました。
現在の妊婦健診では、ほとんどの病院で行われているエコー検査ですが、実はまだ50年程しか経っていない検査なのです。
反射音波の可視化-エコー(超音波)検査のしくみ
エコー(echo:反響)検査とは、高周波の音波(超音波)を用いた検査技法です。
プローブという小型装置から発せられるエコー(超音波)を、体内の組織に反射させて、返ってきた反射音波を画像や動画に変換して、私たちの目に見えるようにします。
主に妊娠初期では経腟超音波検査(膣内にプローブを挿入する方法)が取られ、お腹が膨らみ始める妊娠15週頃からは経腹超音波検査(お腹にプローブを当てる方法)が取られます。
※お腹からエコーを行い始める時期は、病院や個人によって差があります。
何が違う?2D・3D・4Dエコーの違い・特徴
妊婦検診に用いられるエコー機器のうち、画像の見え方によって、3種類に分けられます。
ちなみに、妊婦検診でエコーといったら、一般的に「2Dエコー」のことを意味しています。
- 2Dエコー……平面的、断面図の写真
- 主な役割:お腹の赤ちゃん(胎児)の環境や発育を調べる(胎児診断)。
- メリット:妊娠初期から受けることが可能。
ほとんどの病院で、妊娠確定に超音波検査が用いられている。 - デメリット:ママなど一般人には、赤ちゃんの性別など詳細が分かりづらい。
経腟超音波検査の場合、器具(プローブ)の挿入に少し痛みを感じる場合も。
- 3Dエコー……立体的な写真
- 主な役割:検査というよりも赤ちゃんの姿を見ることを楽しむ意味合いが強い。
- メリット:まだ姿が見えない赤ちゃんを見ることで、母性や父性を育むことができる。
姿・形が立体的に見えるので、2Dエコーに比べ、ママなど一般人にも赤ちゃんが分かりやすい。 - デメリット:導入されている病院が限られる。
- 4Dエコー……立体的な姿の動画(3D+時間の概念)
- 主な役割:3Dエコー同様、赤ちゃんの姿を見て楽しむ意味合いが強い。
- メリット:お腹の中で動いている姿をリアルタイムに見ることができるので、愛おしさも倍増!
動画をDVDやUSBメモリーなどに保存でき、さらに動画共有サービスに加盟している病院も。 - デメリット:3Dエコー同様、導入されている病院は限られている。
上記のように、赤ちゃんの成長・発育といった胎児診断は、従来から使われている2Dエコーが用いられ、3D/4Dエコーは、2Dエコーに加えて”赤ちゃんを見て楽しむプラスαのサービス”として導入されている病院が多くなっています。
そのため、3D/4Dエコーがなければ、赤ちゃんの発育管理が行えないというわけではありません。
あくまでも、基本は2Dエコーでの胎児発育観察となりますので、3D/4Dエコーの希望がある場合には、病院の選定の時点で予め導入されているエコーの種類についても確認しておくとよいでしょう。
(参考)4Dエコーってなあに?|的野ウィメンズクリニック
こちらのページでは、エコーの種類や4Dエコーよりも2Dエコーが適している理由についても、詳しく説明されています。
<妊婦検診とは別に、3D/4Dエコー外来を開設している病院も>
3D/4Dエコーを導入している病院によっては、「3D/4Dエコーは、自院にて妊婦検診を受けている妊婦さんや分娩予約をしている場合のみの対応」としているケースもありますので、注意が必要です。
しかし、通常の妊婦検診とは別に、「3D/4Dエコー外来」として、自院での妊婦検診や分娩予定など利用条件に関係なく、3D/4Dエコー検査(撮影)をするための外来を開設している病院もあります。
通院中の病院にはなく、3D/4Dエコーを希望される方は、3D/4Dエコーを導入している病院へ一度ご相談してみてはいかがでしょうか?
3D/4Dエコーを導入している病院については、後ほど「5.3D/4Dエコーを取り扱っている病院」にて、詳しくご紹介しています。
実際のエコー(2D・3D/4D)画像の違い
■妊娠11週目(妊娠3か月の終わり)あたり
2Dエコーで撮影された画像
はじめはお豆のようだった赤ちゃんも、この頃になると2Dエコーでは、頭と胴体がはっきりして人っぽくなってきました。
3D/4Dエコーで撮影された画像
一方3D/4Dエコーでは、頭、胴体、手、足と判別でき、2Dエコーに比べ、より”人”になったのが分かります。
■妊娠17週目(妊娠5か月)あたり
2Dエコーで撮影された画像
2Dエコーでは、もう全身は映らなくなりました。
3D/4Dエコーで撮影された画像
3D/4Dエコーでは、輪郭や耳の形も映るようになってきました。
また、3D/4Dエコーでは、運良く”突起物”の確認ができたので、ママも性別に気づくことができました。
■妊娠35週目(妊娠9か月の終わり)あたり
2Dエコーで撮影された画像
※3D/4Dエコーでは、鮮明な画像が撮影できなかったため省略
この頃になると、赤ちゃんが大きくなっているので、エコー画面には顔や体の一部分しか映りません。
しかし、口を動かしている様子や手足を動かしている様子が見ることができます。
3D/4Dエコーは、妊娠後期になると上手く撮れない場合も多く、病院からデータをもらえないこともあります。
ただ、上手くいけば赤ちゃんの表情を間近に見ることが出来るかもしれません。
2.顔や性別、ダウン症は?3D/4Dエコーで分かること・分からないこと
3D/4Dエコーで分かること:①赤ちゃんの表情や仕草
2Dエコーでは、断面図のような画像のため、表情まではっきりとは分かりませんでした。
また、体の部位についても医師の説明を受けないと、なかなかママやご家族の方々には判断しにくいものでした。
しかし、3D/4Dエコーでは赤ちゃんの顔や身体を立体的に見ることができるため、「赤ちゃん」として、より実感しやすくなっています。
赤ちゃんのあくびや指しゃぶり、瞬きなど細かい仕草も見ることが可能なので、思わずメロメロになること請け合いです!
さらに、妊娠25週頃になると、赤ちゃんの表情の変化(笑っている・眠っているなど)も分かるようになります。
特に、4Dエコーでは、リアルタイムの動画で映し出されるため、お腹の中で赤ちゃんがどのように過ごしているかが垣間見ることができるので、いつまでも見ていたい気分になってしまうママも多いことでしょう。
※必ずしも、はっきりと見えるとは限りません。赤ちゃんの姿勢や胎盤の位置、羊水の量などによっては見えづらい場合もあります。
3D/4Dエコーで分かること:②赤ちゃんの性別
エコー検査では、赤ちゃんの性別を調べることができます。
通常の2Dエコーでは、見るべきポイントを知っていないと、性別の判別は難しいものですが、3D/4Dエコーでは、ママから見ても性別が確認しやすくなっています。
■エコーで性別を見分ける簡単ポイント
エコーでお腹の赤ちゃんの性別を見分けるポイントは、言わずもがな「股の間」です。
一般的には、18~19週頃に分かり始め、20週を過ぎたころになると大分判別しやすくなるとしています。
中には、運よく15週くらいで分かったという人もチラホラ……。
とはいえ、赤ちゃんが女の子の場合でも、男の子の”突起”とへその緒と間違えてしまい、最初言われた性別と違っていたり、20週を過ぎてもずっと足の間を閉じている恥ずかしがり屋な赤ちゃんもいたりと、エコーで分かるタイミングもまた個人差があります。
- 男の子
- 2Dエコー:妊娠12週頃、外陰部の突起の方向が”垂直”に飛び出している。股の間にピーナッツのような突起物(ペニス)がある。
- 3D/4Dエコー:股の間に突起物がある。
- 女の子
- 2Dエコー:妊娠12週頃、外陰部の突起の方向が”下向き”に飛び出している。
股の間に突起物はなく、妊娠18週頃になると、コーヒー豆や木の葉のような形(外陰部)が見える。 - 3D/4Dエコー:股の間に突起はない。
- 2Dエコー:妊娠12週頃、外陰部の突起の方向が”下向き”に飛び出している。
2Dエコーも3D/4Dエコーも、「ない」女の子よりも「ある」男の子の方が分かりやすいと言われています。
事前に性別が分かることで、赤ちゃんの名前や洋服など様々な準備をゆっくりと行えるので、その後のマタニティライフの過ごし方も変わるでしょう。
(参考)赤ちゃんの性別判定|前田産婦人科
こちらのページでは、エコーと一緒にイラストも併せて、分かりやすく解説されています。
(参考)胎児の性別|産婦人科の基礎知識
こちらのページでは、現役産婦人科医である管理人さんが、性別の診断の仕方について、分かりやすく解説しています。
■「性別は生まれてからのお楽しみ派」なら、早めに医師に申告を!
最近では、性別が判別できる頃になると、エコーの際に医師が教えてくれる病院も多くなってきています。
そのため、「性別は、生まれてくるまでのお楽しみ♪」としておきたい妊婦さんやご家族の方は、早めにその旨を医師に申告しておきましょう。
3D/4Dエコーでも、なるべく判別がつかないように、うまく見せてくれる配慮をしてくれることでしょう。
とはいえ、3D/4Dエコーは立体的に見えてしまうので、先生があえて黙っていてくれている場合でも、ママが3D/4Dエコーをみて気付いてしまうケースもあります。(特に、男の子!)
性別を楽しみにしておきたい方は、産婦人科医と話し合いながら、上手に3D/4Dエコーを利用したいですね。
3D/4Dエコーでは分からないこと:ダウン症や遺伝子異常など病気の確定診断
妊娠したら、誰だって「お腹の赤ちゃんには異常ないよね?」と心配になりますよね。
「よりくっきりと赤ちゃんが見える3D/4Dエコーなら、外見的特徴があるとされるダウン症など胎児の病気を見分けられるのでは?」と思う妊婦さんもいるかもしれません。
しかし、超音波検査機器の種類(2D・3D/4Dエコー)に関わらず、エコー検査だけでダウン症の診断確定は、できません。
その理由として、”超音波検査は、形を見て判断する検査方法”だからです。
そのため、形の異常(形態異常)が明らかに確認できるような重篤な疾患(無頭蓋症・結合双胎など)については分かることがありますが、ダウン症候群など染色体の数異常による病気は、必ずしも形の異常(形態異常*1)がでる病気ではないのです。
*1 形態異常:臓器や骨など形の異常がある様子。生まれながらに病気を持つ赤ちゃんのうち、約2~5%に該当。ただし、形態異常があるからと言って、必ず病気であるとは限らない。
万が一、エコー検査で胎児に異常が見つかったとしても”あくまでも可能性が高い”ということで、確定するには羊水検査や繊毛検査が必要です。
他にも、遺伝子異常の病気(血友病や筋ジストロフィーなど)は、形態異常が現れないので、エコー検査では見つけることができません。
また、そもそもエコー検査は、胎児の体の向きやお母さんの体格や羊水量などの影響を受けやすいのです。
せっかくのエコー検査なのに「なかなか性別が分からない(足の間を見せてくれない)」「顔が見られなかった」という話をよく聞くのも、そういった理由からなのです。
■首の後ろの浮腫みと胎児形態異常の関連性
病院によっては、妊娠初期・中期・後期の各時期に「胎児スクリーニング(胎児超音波検査)*2」として、通常のエコー(超音波)検査より詳しく赤ちゃんについて調べることがあります。
*2 胎児超音波検査:妊婦検診における標準検査としての位置づけではない。この検査だけでは診断確定できないが、超音波検査自体、「広い意味での出生前診断の一つ」として捉えられているので、事前に医師から検査内容などインフォームドコンセントが行われた上で実施される。
妊娠初期に行われる検査の一つに「NT(Nuchal Translucency)」があります。
NTは、「胎児の首の後ろあたりに存在する低エコー域」のことです。
妊娠11週0日~13週6日までに行い、欧米では「出生前診断マーカー」の一つとして、利用しています。
この赤ちゃんの首の後ろ側にある浮腫み(NT)が通常よりも厚い場合(週数に関わらず、NT値3.5mm以上)には、”21トリソミー(ダウン症候群)や18トリソミー、13トリソミーといった染色体異常や心奇形などの可能性が、年齢によるリスク値よりも3倍~36倍と高い傾向にある”という研究報告がされています。
ただし、NT値の異常は正常な胎児でも認められ、逆にNT値に異常がない胎児が100%病気を持っていないという保障もありません。
この検査がきっかけとなり、精密検査してみたら心疾患が見つかったとして、出生後の早期治療に役立つケースも報告されています。
しかし、「知る権利」もありますが、「知りたくない権利」も存在します。
胎児に関する情報の開示について、事前によく医師と相談しておきましょう。
もし、NT値の異常を指摘されたとしても、染色体異常などの疾患に対する確定診断ではないので、過度に不安がる必要はありません。
赤ちゃんの体に病気が隠れていないか、より詳しく検査を行うための「きっかけ」の一つとして、前向きに考えましょう!
(参考)KH Nicolaides, NJ Sebire, RJM Snijders: The 11-14 week scan, Parthenon Publishing, London, pp3-65, 1999(英文)
こちらのページは、イギリスで行われたNT値検査が21トリソミーのスクリーニングに有効であったとする研究報告です。
(参考)産婦人科診療ガイドライン-産科編2014年|(公社)日本産科婦人科学会・(公社)日本産婦人科医会
こちらのページでは、超音波検査の目的やNT値別の染色体異常頻度(P.91)などグラフと共に解説されています。
■ダウン症の可能性がある特徴
- 首の後ろに浮腫(むくみ)があり、大きく腫れあがっている
- 手足が短い
- 耳の形が異常(位置が低い・小さい・折れている)
- 鼻の骨や背骨がきちんと形成されていない
これらの要素を踏まえ、医師による総合的な判断の下、胎児がダウン症である可能性が疑われる場合、より詳しい検査についての説明を案内されることがあります。
かかりつけ医やパートナー・ご家族と話し合いながら、慎重に進めていきたいですね。
(参考)NTとは何でしょうか?|(公社)日本産婦人科医会
こちらのページでは、一般向けのNTに対する解説やNT異常を指摘された両親向けへのメッセージが掲載されています。
3.3D/4Dエコーで赤ちゃんが見やすい時期-妊娠15週~30週がおすすめ!
3D/4Dエコーでお腹の赤ちゃんがキレイに映る時期は、だいたい妊娠15週~30週(妊娠5か月~8か月)とされています。
※胎児の向きやお母さんの体型、羊水の量により上手く映らないことがあるため、個人差があります。
「妊娠週数別」3D/4Dエコーでみたお腹の赤ちゃんの様子は……
- 妊娠15週~20週前半(妊娠5か月頃)
- 赤ちゃんの頭は、鶏の卵くらいです。この時期のエコーは、頭から足まで全身が映ります。
- 羊水の中で体を伸ばしたり、手足を動かしたりしている姿が見えるかも……
- 妊娠20週~24週前半(妊娠6か月頃)
- 赤ちゃんはまだ痩せていますが、そろそろ外見上でも男女の外性器の差が分かるようになります。
- 妊娠25週~30週頃(妊娠7~8か月)≪3D/4Dエコーに最適な時期≫
- まぶたも上下に離れ、鼻の穴が開通し、より赤ちゃんらしい顔つきに。赤ちゃんは自分で向きも変えられるようになります。
- お顔もよく見えるため、3D/4D胎児エコーを受ける時期としてベストな週数!
- 妊娠31週~(妊娠9か月~)
- 顔もふっくらしてきて、体つきも4頭身になって”まさに赤ちゃん”です。
- 赤ちゃん自身も大きくなってきて、羊水量も少なくなってきます。
- キレイに映りにくくなるため、この時期になると、実施している施設は少なくなります。(映しても、ぼけているのでエコー写真をもらえないことも。)
4Dエコーの場合、運が良ければ、赤ちゃんがあくびや瞬きをする様子をリアルタイムで眺めることが出来ます。
なお、病院ごとに、3D/4Dエコー検査対象の妊婦さん(妊娠週数)は異なります。
実施時期について気になる方は、事前に病院に確認しておくと良いでしょう。
(参考) 最新の3D/4Dエコー・超音波検査|広尾レディース
こちらのページでは、エコーのタイミングについて、分かりやすく解説されています。
(参考)「胎児」のすくすくストーリー|医療法人 佐藤クリニック
こちらのページでは、受精から臨月までお腹の赤ちゃんの様子をイラスト共に解説されています。
4.病院ごとに異なる3D/4Dエコーの費用相場&データの取り扱い
エコー検査に限らず、妊婦検診は”保険が適用されません”ので、原則”自費”となります。
ただし、自治体(市区町村)により、母子手帳交付とともに、補助券(妊婦健康診査受診票)も併せて交付されるので、助成を受けることができます。
補助券を使うと、その後の自己負担は抑えられるでしょう。
また、前述した通り、3D/4Dエコーを妊婦検診での「お楽しみの一環」「付加サービス」として提供している病院が多いので、病院ごとにそのデータの取り扱いや費用は異なっています。
3D/4Dエコーの料金相場
3D/4Dエコーの費用は、病院によってピンキリです。
普段、妊婦検診で通院している産婦人科病院で行うのか、別の病院が実施している「3D/4Dエコー外来」を受診するかによっても料金は異なります。
- 通院中の病院で、3D/4Dエコーを撮影
- 通常の妊婦検診の範囲内で行う場合(特に予約がいらない場合)
→「サービスの一環」として、3D/4Dエコー費用は別途かからないことが多い。 - 通常の妊婦検診とは別に、3D/4Dエコー検査として”予約が必要”な場合
→「エコー代」として、別途費用(7,000円前後)がかかることが多い。
お金がかかる分、30分くらい時間をかけて、じっくり見てくれる。
- 通常の妊婦検診の範囲内で行う場合(特に予約がいらない場合)
- 他院の「3D/4Dエコー外来」で撮影
- 通院中の妊婦さんよりも、+3,000円~5,000円割高なところが多い。
上記のように、3D/4Dエコーの費用は、病院の方針によって幅広く設定されています。
病院によっては、クレジットカードでの支払いが出来る場合があります。
また、エコー代とは別にデータ保存メディアの費用が別途かかる場合もあります。
3D/4Dエコーの画像・動画データの持ち帰りについて
近年、ほとんどの病院で、お腹の赤ちゃんが映ったエコーデータ(2D・3D/4D)を妊婦さんに渡しています。
一緒に来院出来なかったご家族もお腹の赤ちゃんの姿を見ることができる上、良い記念にもなるので、非常に好評です。
また、3D/4Dエコーのデータ持ち帰り方法(データ保存方法)も費用同様、CD-RやDVD、ブルーレイディスク、SDカード、USBメモリーと病院によって様々です。
中には、自分のカメラで3D/4Dエコーの画像や映像を撮影できる病院もあります。
病院によっては、データ保存用メディア(CD-R、DVD、ブルーレイディスクなど)については、予め自分で用意しておく必要がある場合もあります。
さらに、最近では、「動画共有サービス」に提携している病院もあります。
これらのサービスでは、WEB登録したパソコンやスマートフォン、タブレットなどから、いつでも3D/4Dエコーの画像や映像を見ることができるものです。
こういったサービスを利用できると、遠く離れたおじいちゃんやおばあちゃんにもエコー映像を見せることができますね!
(参考)Wellnote(ウェルノート)
こちらは、招待制の「家族限定」SNSです。
(参考)エコー動画配信サービスAngel Memory
こちらのページでは、導入されている医療機関の検索も行えます。
5.3D/4Dエコーを取り扱っている病院
病院口コミ検索サイト「Caloo」では、全国約1,000件の3D/4Dエコーを導入している病院について、検索できます。(2016年12月現在)
また、病院ごとに3D/4Dエコーに関する情報(料金や持ち帰りできるメディアの種類など)も併せて確認できます。
病院選びの材料の一つとして、お役立て下さい。
(※受診時期によっては、3D/4Dエコーに関する情報と実際が異なる場合もありますので、予めご了承下さい。)
◆全国の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す
北海道で3D/4Dエコーを導入している病院
北海道の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院検索Caloo」で探す
埼玉県で3D/4Dエコーを導入している病院
埼玉県の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す
東京都で3D/4Dエコーを導入している病院
東京都の3D/4Dエコーを導入しているを「病院口コミ検索Caloo」で探す
神奈川県で3D/4Dエコーを導入している病院
神奈川県の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す
愛知県で3D/4Dエコーを導入している病院
愛知県の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す
京都府で3D/4Dエコーを導入している病院
京都府の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す
大阪府で3D/4Dエコーを導入している病院
大阪府の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す
兵庫県で3D/4Dエコーを導入している病院
兵庫県の3D/4Dエコーを導入している病院を「病院口コミ検索Caloo」で探す