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2016年9月1日更新

小林麻央さんの決意から感じる、乳がん体験談の重要性と乳がん治療の名医紹介

梨園の妻として知られる小林麻央さんが、2016年9月1日にブログを開設し、自身の心境を語りました。小林麻央さんの思いに応えるべく、乳がんの治療実績が豊富な病院の紹介や名医と呼ばれる先生を紹介しています。お悩みの方の手助けになれれば幸いです。
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1. 自らの乳がんを告白する強さ。心の葛藤を乗り越えた先にあるもの

歌舞伎役者である市川海老蔵氏の梨園の妻として知られる小林麻央さんが、本日9月1日正午過ぎ、自身のブログ「KOKORO.」を開設しました。

初回の記事のタイトルが「なりたい自分になる

ブログを開設するに至った経緯と現在の心境を柔らかい言葉で語っています。

素晴らしい先生との出会いや、子供をもつ母親としての理想を見つけた小林麻央さんは、ブログを開設することで人生の節目を見つけ出しました。

子供に、

「いつも一緒にいられなくてごめんね。
何にもしてあげられなくてごめんね。」

と胸を痛めてるママがいたら、

あなただけでなく、私も同じです
と伝えたいです。

引用元:なりたい自分になる-KOKORO.小林麻央のオフィシャルブログ

小林麻央さんもおっしゃっていますが、乳がんを含め病気にかかると、人は誰でも不安になります。

しかし、治療において大切なのは本人の「治したい意思」であることは論を待ちません。

「自分はこういう症状でした」「このような治療を受けました」といった事実だけでも、誰かの不安を解消する役割を持っているかもしれません。

体験を広めることを通して、誰かの助けになりたいという思いを伝える大切さを小林麻央さんのブログを読んで強く思いました。

2. 乳がんを経験した方の体験談

小林麻央さんとは異なり、匿名の一般の方の体験談ですが、誰でも閲覧できるインターネットに投稿した意義や重要性はどれも変わらないと思います。

体験談を4つご紹介します。

【体験談1】40代で乳がんを早期発見。治療と生活の経過について

2011年(47才の時)入浴中にその「しこり」に気づきました。
タイミング良く区からの乳がん検診の通知が来たので、初めてマンモでの検査を受けた。
1か月後に「要検査」の通知が届き、針生検の結果「乳がん」と告知されました。

しこりは、13ミリという大きさで「早期」でしたが、浸潤性で一般的な乳管癌に加え「小葉癌」と判り、全摘手術を受けました。幸いにも(センチネルリンパ節生検で)リンパへの転移は無かったので、リンパ節郭清は無しでした。

2012年1月、乳腺外科医の全摘手術の後、形成外科医による乳房再建手術が始まりました。
皮膚拡張するためにエキスパンダーを挿入し、数回の外来時に生理食塩水を注入されます。
9か月後にエキスパンダーに変わり、シリコンのインプラントへの入れ換え手術。
その7か月後に乳輪乳頭再建手術。

乳房再建中、腕を上げる高さの制限があったためか、肩が硬直してしまい腕が上がりにくくなったのと何とも言えない腕全体のだるさに悩みましたが、ストレッチやマッサージで元に戻りました。

(引用)40代で乳がんを早期発見。全摘出~乳房再建手術を受けました。 (写真あり)

【体験談2】検診で見つからなかった乳がん、ふとしこりの存在に気付く

毎年人間ドックへは行っていたし、半年前にも検診を受けて異常は見つかりませんでしたが、ある日友人と乳がんについて話をしていたのでその日の夜ふと胸を触ったらしこりがありました。
それはまるで肉まんやあんまんの中に梅干しの種があるような感じでした。

友人に乳がんの名医を紹介してもらい直ぐに診てもらうと、その日のうちに間違いないでしょうと。
実は5年前の人間ドックで胸の超音波で気になるところがと言われその時にもそのお医者に診てもらいました。
その時は経過観察で大丈夫ですと言われ、そのままその名医に毎年診てもらっていたらもっと早く発見できたろうに、その後は人間ドックで済ませてました。今回伺った時になんで私のところへ毎年来なかったのかなぁと言われ本当に反省しました。
その名医が高齢となり手術を行わない為、その方が信頼する医師に担当してもらいました。

しこりの大きさは1.7ミリ浸潤がんでした。

(引用)検診では見つからなかった乳がん。会話中にふと胸のしこりに気づきました。 (写真あり)

【体験談3】自己検診を経て、乳がんの治療の日々がスタート

2014年9月、乳がんの告知を受けました。

ずっと自己検診を続けていたわけですが・・・今年9月にしこりを発見。

8月いっぱいまで仕事が忙しく、市町村の無料乳がん検診のクーポンも届いていて9月になったら行かなくちゃと思いきや、その前に自己検診をして触ってみたら【しこり】が・・・
母も乳がんで20数年前に片側全切除。
当時は医療も古くて、それはそれは見るに堪えない傷跡。

それを見てきて20数年後、娘の私が乳がんと告知されたのです。

乳がんはアメリカでもアンジェリーナ・ジョリーも遺伝で乳がんになる可能性があると手術を受けたのが記憶に新しいと思います。

私も【遺伝の可能性】がずっと胸の底のあったので、やっぱり・・・が初めの感想でした。
想定内だということですね。

しかし、告知されるまでが不安でした。

(引用)自己検診でしこり発見。乳がん手術に向け、検査の日々 vol.1 (写真あり)

【体験談4】自己検診で放置したしこりが、まさかの乳がん

ある日ふと、右乳房にニワトリの玉子大のしこりを発見し、焦りました。
とりあえずネットで検索して、葉状腺腫というやつだろうと自己診断し、ほっといても消える可能性もあるらしいし、痛くもないし、体調もいいし、仕事も忙しいし、すぐには病院に行きませんでした。

少したって、タマゴみたいにツルッとした感触だったしこりが、なんだか変形してきたように思いはじめ、そのうちに、明らかに乳房の形が歪んできたので、怖くなって受診することにしました。
乳腺外科というところは、なかなか予約がとれないと聞いていたのですが、とりあえずは電話して、今の状況を説明すると、早く診察を受けれるようにして頂けました。

マンモグラフィーや、レントゲン、細胞診などしていただいた結果、乳癌のステージ4でした。
その後、CT とMRI をとって、私の場合は、先に抗がん剤治療をして、病巣を弱らせてから手術をするとの事。ただひとえに乳癌と言っても、色んなタイプがあるそうで、私の場合は、有効な抗がん剤があるので良かったね、と言ってもらえました。

まず1週間入院して、抗がん剤の一回目と、その経過をみました。よく言われている副作用はどんなもんかな、と思ったけど、これも人それぞれらしく、私の場合は抗がん剤から5日目くらいから、お腹が痛くなって下痢と膀胱炎に悩まされました。全身の倦怠感もあり、長距離マラソンでもしてきたかのように、足が筋肉痛みたいな感覚があり、じっとしていても辛い感じでした。
1ヶ月ぐらいすると髪の毛が抜け始め、2ヶ月たった頃には、まつ毛も眉毛も、全身の毛が抜けました。
3週間に1回抗がん剤治療のため通院し、5セット終わって、今度は手術で入院しました。

(引用)乳腺炎だと思ってしばらく放置した胸のしこり。まさかの乳がんでした

どの方も、乳がんの治療や痛みの経験を語って頂いています。

不安に負けそうになったり、陰に隠れてしまいそうになったときは、体験談を読んで、乳がんを理解して気持ちを整えることも大切なのではないでしょうか。

3. 乳がん治療の名医を紹介

小林麻央さんが名医の言葉に勇気づけられたように、名医との出会いや協力が病気の治療を支えてくれるかもしれません。

<全国の乳がんの治療実績・手術数ランキング>

※DPC対象病院・準備病院・出来高算定病院の統計 (2014年4月~2015年3月退院患者)
※上記病気名の合計件数を表示しています。
※件数が10件未満の場合は、統計が公開されていません。そのため合計数・順位に誤差があることがあります。

順位 県名 病院 治療実績
合計件数 手術あり 手術なし
1 宮城県 国家公務員共済組合連合会 東北公済病院 1496 432 1064
2 鹿児島県 相良病院 1411 639 772
3 東京都 公益財団法人 がん研究会 有明病院 1221 1108 113
4 福岡県 独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター 984 325 659
5 埼玉県 埼玉県立がんセンター 921 653 358
6 東京都 学校法人 聖路加国際大学 聖路加国際病院 877 852 25
7 千葉県 医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 848 533 315
8 愛媛県 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター 793 378 415
9 神奈川県 聖マリアンナ医科大学病院 791 760 31
10 福岡県 独立行政法人地域医療機能推進機構 久留米総合病院 760 571 189

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<乳がんの名医と呼ばれる先生方>

「乳がん」を専門としていたり、治療の実績やクチコミなどから総合的に判断しています。
病院選びの材料の一つとしてお役立て下さい。
なお、受診時期によっては、先生が既に在籍していない場合や外来を担当していない場合もありますので、予めご了承ください。

4. 小林麻央さんから勇気を貰った方、次はあなたが与える番かもしれません

私は乳がんにかかったことはありませんが、私にとって乳がんは他の病気とは違う特別な病気です。

治療中は抗がん剤の影響から毛が抜けたり、味覚障害が起こったり、しびれが出てくるかもしれません。

そういった辛い時期を乗り越えた方の話を聞いて、少しでもいい方向に気持ちが向かうこと。

そして、もし乗り越えられたとき、悩んでいる人の助けになれるような行動をしていけば、それは医者の先生にも出来ない立派な治療行為であると思います。

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