むずむず脚症候群

「レストレスレッグス症候群(RLS)」や「「下肢静止不能症候群」とも呼ばれる慢性疾患で、不眠の要因の一つ。主な症状は、①脚を中心に不快症状(奥の方が「じんじん火照る・むずむず・かゆい・虫が這っているよう」)に伴い、「足を動かしたい強い衝動」がある。②じっとしているときに症状が現れやすく、何かに集中していると感じにくい。③歩く、下肢を動かすと改善する。④夕方から夜にかけて現れる。 日本での有病率は約20人~50人に1人(約2~5%)であるが、特に透析患者の場合、有病率は約20%と高い。好発年齢は40代~70代で、男女比は女性の方が若干高い。 診療科目は、神経内科や精神科となり、不眠とも関連性が高いので、「睡眠医療認定医」がいる病院であるとより安心。 主な治療は、生活改善または薬物療法。